「男性恐怖症」
私は幼い頃から何故か「大人の男性」に対し、恐怖感を持っていました。
それがどういう理由からくるのか分からず、職場や電車の中といった日常生活に支障をきたす事と、私自身そんな自分の本能的な行動に疲れ果てる時がありました。
「私って異常なのかも?」
親にも友人にもそんな相談を出来ず、一人で悩んでいた所でした。
自分の周りにはいなくても、そういう方が居るのは珍しくないという事や、むしろ本能的にそう感じるのであれば、それは自分の身を守る上では有益な事だと言って頂けたので、安心しました。
こうして胸の内を話す事で、自分の本音が垣間見えたり吐き出されたりする事にも驚きました。自分の中だけで深く考え悩むより、誰かに話すのはとても意味のある事なのだと気付きました。
どんな私でもそれが「個性」だと教えて頂けて、とてもラクになりました。
ありがとうございます。
( F.Aさん 40代 女性)
「母との関係」
私は「母」が苦手です。
私の母は昔から、自分の言いたい事だけを一歩的に話す人で、私が何かを言おうとしても聞いてくれないので、何も言えないままでした。
大人になって自分の意見を言い返せるようになったのですが、そうすると母は反抗的になってしまい会話にもなりません。
私はどうしたらいいのか途方に暮れてしまいました。
そんな時に紹介されたのが「カウンセリング」でした。
他人に話してどうなるのかと最初は半信半疑でしたが、実際に話してみると、私は堰を切ったようにあれやこれやを話し出している自分に気付きました。
私はきっとこれら全てを「母」に言いたかったのだろうと思いました。
母の変わりにカウンセラーさんが遮る事なく聴いてくれたので、調子に乗ってしまいましたが、それだけで私はとてもスッキリとしたのです。そして「話すこと」の大切さを知りました。
実際に母を相手にここまで滑らかに話せるかどうかは分かりませんが、少し自信が持てたので、いつか母と対等な関係で話せるよう歩み寄っていこうと思います。
つまらない話をたくさん聞いて下さって本当にありがとうございました。
(O.Sさん 30代 女性)