「毒親さん」その③

「依存」と「支配」~(依存編)~

 

毒親さんに見られる傾向の一つに「依存」があります。

 

 

「依存」と聞くと悪い事であるかのように捉えられがちですが、人は多かれ少なかれ、何かしら誰かしらに「依存」して生きているものです。

 

過剰に依存し過ぎる事で健康を害したり、相手を不快にさせたり、或いは経済的に困窮したりと結果は様々です。大切なのは「バランス」。

「アルコール依存」
「ギャンブル依存」
「恋愛依存」
「買い物依存」

等々、私も経験があります。

 

「依存する」という行為そのものが一種の「自己防衛」だと私は考えます。

自分の中にあるもやもやした空虚感や虚しさを何かで埋める・・・それと向き合える精神力が無い時は何かに縋るしかない・・・・そうでなければ、今の自分を支えきれないのだ。

 

買い物をする事で充足感を得る。アルコールに頼って酔う事で寂しさを紛らわす。恋愛をしている自分は「必要とされている」と感じられて幸福感に満たされる。ギャンブルに没頭する事で興奮と恍惚感を得られる。

 

大切なのは自分が「依存している」という事に気付くこと。
そしてそれは決して「悪」ではない事。

 

例えば、お酒好きな人が全て「アルコール依存」かというとそうではない。洋服が好きでオシャレな人が総じて買い物依存とはならない。ギャンブルも悪く捉えられがちだが、これも趣味の一つ。世間的に受けが悪いのは「楽して大金を得る」というイメージが先行しているからだと私は思います。

 

厄介なのは対象が「人」である場合。
「恋愛依存」がそれにあたるのですが、相手に「依存」する事により無意識に相手を「支配」「コントロール」しようとしてしまいます。

 

これには二つのパターンがあります。

 

「恋愛」という行為そのものに依存する場合の「行為依存」
「特定の相手」に依存する「対人依存」

 

「行為依存」=相手に拘ることなく常に「恋愛していたい」という行為への依存。
「対人依存」=特定の相手にずっと側に居て欲しい、という願望から相手を束縛していきます。

 

人間関係の基礎を「恋愛」から学び、体験しながら人は成長していくと言っても過言ではありません。それが親子間にも反映されるから「毒親」になってしまう。

 

子供は所有物ではないのに、親は自分の子供だから自分の思い通り、期待通りに育ってくれるものと思い込む。それが「愛情」だと勘違いする。子供は親に逆らえないまま、自分を表現する事を諦め「いい子」を演じてしまう。

 

子供へ「依存」してしまう母親の側にも、夫が仕事に没頭し家庭を顧みないという寂しい現実が隠されている場合が多い。表面的な部分だけを捉えて非難するのはではなく、そういう側面を想像してあげるだけでも何かが違ってくるはず。

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