漫画家・鳥山明氏の訃報は私の思考を止めた。
中学生で「Dr.スランプ」にハマり、その後すぐに連載された「DRAGONBALL」に
ハマるのも一瞬だった。
私たち昭和世代の大人だけでなく平成~令和へと彼の作品は読み継がれてきた。
おそらく知らない人はいないであろう人が、この世を去った。
68歳という若さでの急逝に言葉が見つからない。
時間が経つにつれてその事実を受け止め、ようやく涙したのは最近だ。
私の人生はほとんど全て漫画とアニメに彩られていた。
その人生の中で多大なる影響を与えてくれた漫画家の一人が「鳥山明」氏だった。
彼の描くキャラクターはとにかく「ユニーク」で「オシャレ」でそして「斬新」で
最高に「カッコイイ」のだ!
それだけでも家宝ものなのに、彼の描く世界観は私たちに沢山の夢と希望と
元気玉をくれた(笑)
68歳という若さで逝ってしまったのが何よりも悔やまれるが、鳥山先生自身はやりたい
事をやりきって死ねたのだろうか?
私たち読者の期待に応える為に無理したりガマンしたり・・・という事はなかったろうか?
私たち読者の為でなく、鳥山先生自身が思い描いていた世界を漫画という紙面に乗せて、
思う存分に楽しめた人生であったらいいな~と、今はただただそう思う。
私利私欲でなく、純粋に描きたいモノを描いて生ききった人生。
そんな人生を歩めたのなら、その死を嘆き悲しむのはむしろ失礼かもしれない。
残された私たちに出来るのは、彼の遺してくれた作品を子々孫々にまで伝え遺す事。
そこからまた新しい才能が芽吹くのを楽しみにすればいい。
第二第三の「鳥山明」が誕生するその日を待ち続けたい♪
そして改めて
「鳥山明先生のご冥福をお祈り致します」
「本当にありがとうございました」